TAMAGARO.NET長野県のスイカズラ属 ▶ハナヒョウタンボク

種ハナヒョウタンボク

軽井沢町植物園には大陸産の株と 軽井沢に自生していた株の両方が植えられているらしく、 なにか違いがあるかもしれません。

学名: Lonicera maackii
分布:「青森県・岩手県・群馬県・長野県の標高300-1200mに局在する。 朝鮮半島・中国北部・モンゴル・シベリア東部に分布する。」(日本の野生植物)。 ただし日本のレッドデータ検索システムによると青森県は絶滅になってます。
果期:「液果は9〜10月に紅熟する」(日本の野生植物)

※記載なき写真は9月20日軽井沢町植物園にて撮影。

特徴

葉は細長めで先は長く尖る。主脈と側脈は表にわずかに突出することが多い。 果柄は上に出て、とても短い。

詳細画像

ネームプレート

葉の色と大きさ

葉表。主脈と側脈が表にやや突出する。

葉表拡大。

葉表超拡大。毛は少ない。

葉裏

葉裏拡大。細脈はやや荒い(0.5mm程度)

葉裏超拡大1。葉脈上に毛が多い。

葉裏超拡大2。葉脈以外は毛がほとんど無い。

葉縁拡大

葉縁超拡大。毛は少ない。

葉脈(透過光)

頂芽
(2019.9.27 軽井沢町植物園)

側芽
(2019.9.27 軽井沢町植物園)

実。果柄はとても短く、上に出る。

実。
(2019.9.27 軽井沢町植物園)

関連生物

ハバチの幼虫。 ハバチは単食性のものも多く、ホストが希少種な場合は、未記載種の可能性も高い。

コナジラミ幼虫。 ウグイスカグラでよく見る種と同じと思う。 葉裏に多いが葉表でも見られる。