コナジラミの標本作成方法 ▶スライド関連用具

スライド関連用具

スライドガラス、 カバーガラス、 カナダバルサム、 バルサム瓶、 スポイト、 作業台、 カバーガラス用ピンセット、 カバーガラス支持具

スライドガラス

スライドグラスとも呼ばれているが JISではスライドガラスという用語が使われているようなので、 一般名としてはスライドガラスの方を使うことにする。 商品名を書く場合はそのまま使う。 大きさは72 x 26 mmが標準で、 厚さは2種類ぐらい(1.0/1.3 mm)、 材質の違い(水/白)、 縁の研磨のありなし(縁磨/切放)でいくつか種類がある。 私は比較的安い 厚さ1mm、水縁磨のものを使用している。 白縁磨の方が良さそうだが高い… メーカーは松浪硝子がメジャーのよう。

スライドガラス

スライドガラス

上の写真、左が松浪硝子のs1215、 右が武藤化学の1102(アズワンブランドになってる)。

カバーガラス

同様に、ここでは一般名称としてはカバーガラスと呼ぶ。 厚さ、形、精度とかでかなり種類が多いが 18 x 18 x 0.17tが比較的標準のよう。 こちらも松浪硝子がメジャーのようで種類も多いみたい。 私が使っている武藤の1818。

カバーガラス

カバーガラス

カナダバルサム

薬品の方に載せた。 カナダバルサムを参照されたい。

バルサム瓶

薬品容器の方に載せた。 バルサム瓶を参照されたい。

バルサム用スポイト

バルサム瓶を参照されたい。

マウント作業台

マウントするときの作業台。 適当な箱でも良いが、たくさん作業するときは専用のものを作っておくとよい。 他の作業と高さを合わせておくと、 実体顕微鏡の照準ハンドルをあまり動かさずに済む。 検体の位置を同じにしておくと生物顕微鏡で見るときに 位置合わせが楽になる。 バックを黒くしておくとホコリがよく見える。 下の写真のは風呂マット(高発泡ポリエチレン)に低発泡ポリエチレンの板を 両面テープで貼り合わせて作った。 黒い下敷きは、はがき用紙にプリントして 荷造り用のプロピレン製のテープを貼って作った。

マウント作業台

マウント作業台

カバーガラス用ピンセット

そのへんにあったナイロン製のピンセットを使っている。

カバーガラス用ピンセット

カバーガラス用ピンセット

カバーガラス支持具

カバーガラスを掛けるときにピンセットの反対側に置いて カバーガラスの位置を固定する道具。 マイクロスパチュラの先端を曲げたものを使っているが 使いにくいので 思案中。

カバーガラス支持具

カバーガラス支持具