カナダバルサムを用いて封入する。
少量のカナダバルサムで仮固定する方法を使っている。 位置と方向を正確に固定できる。 気泡が入りやすいが気泡はあまり気にしなくてよい(後述)。
▼2倍速。いろいろ手際が悪い。
Brown2006より。
Place specimen(s) on a pre-cleaned and polished slide, in a drop of Canada balsam or chosen alternative mountant and arrange specimens as required. Depending on the group, it is a good idea to place some specimens dorsum-upwards and some venter-upwards, (as prescribed by taxonomists). This aids observation of discriminate characters, particularly, in the resolution of ventral characters of species with very ornate dorsa. When mountant has partially dried, gently lower a cover-slip with a small amount of fresh mountant: the drier mountant will hold the specimens in place, while the fresh mountant will spread to cover the entire lower surface of the cover-slip. A little practice will be needed to perfect the amount of mountant needed to provide a preparation which does not cause distortion through over-flattening, but is also not so thick that its optical quality is impaired.
Brown2006には複数載せても良さそうに書いてある。 タイプ標本の場合は1個体/1枚にしたほうが良いのかも知れないけど わからない。
ダイアモンドペン
Brown2006にそのようにするのも良いと書かれている。
どこにも書かれていないのでおそらく不要なのだと思う。
丸いのと四角いのがあるが、 複数個タイマウントする場合は正方形で良いと思う。 1個体だけマウントする場合は丸いほうが良いかも知れない。
専門家の方より頂いた助言にしたがい現在は頭を下にしている。 生物顕微鏡が倒立像なため。 ただしソースは得られていない。
少量のバルサムで仮固定しカバーガラスを掛ける前にバルサムを追加する方法は Brown2006に書かれているし、 それ以外に[Henerson2011]やSirisena2013でも見られる。 2箇所ずつぐらい小分けにして作業したほうが落ち着いてできる。
これはどこにも載ってないがなんとなくやってる。
文献を見てもよくわからないが、 薄くないと位置を調整しているときに刺毛が曲がってしまったりして 見づらくなる。 あまり薄いと、大きな
これもよくわからない。 少ないとカバーガラスが変形して 多くても光学的性能が低下するようなことが書かれている。
どこにも書かれていないが、 カバーガラスを掛けたときにかなり大きな気泡ができても 自然に消滅するので気にしなくて良い。 障害物がなければ気泡が移動して縁から抜けるし、 障害物があっても自然に消滅する(原理はわからない)。 ただし常温で乾燥させる場合はかなり時間がかかる。
上図は50°Cのスライドウォーマー中においた場合で (1) カバーガラスを掛けた直後、(2) 1時間後 (3) 2時間後、(4) 4時間後
・ 少し乾燥させてから縁を盛る方が良さそう。